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僕の秘密兵器『マウスガード』
マウスガードのことを、わかり易く解説したビデオです。
ぜひ、ご覧ください。 僕の秘密兵器『マウスガード』
(※なお、内容の劇画につきましては湯沢市雄勝郡歯科医師会のご好意により、引用させていただいております。)
Q&A
Q1. マウスガードとは?
Q2. スポーツで口の中などにケガをする頻度はどれくらいありますか?
Q3. どんなスポーツでマウスガードを使うのですか?
Q4. 歯科医院で作製するマウスガードと市販のものとの違いは何ですか?
Q5. 歯科医院でマウスガードを作製するのは大変ですか?
Q6. 小学生で、まだすべての歯が永久歯に生え替わっていないのですが、マウスガードは必要なのでしょうか?
Q7. マウスガードの正しい使用方法は?

Q&A
Q1. マウスガードとは?
A1.

マウスガードとは、主にコンタクトスポーツ(選手間に接触があるスポーツ)のプレー中に起きる、歯とお口のまわりのケガを予防する目的で作られた防護用具の一種です。
マウスガードはお口の中に装着するもので、その形は上あごの歯全体を覆うようになっており、ふつうはゴムの様な軟らかい材料で出来ています。

マウスガードの機能として、次のことが挙げられます。

  • (1)歯や唇、舌のケガの予防
  • (2)顎の骨折の予防
  • (3)顎関節のケガの予防
    これらは、歯や骨、お口に加わる衝撃をマウスガードが十分吸収、分散することによるものです。
    これ以外にも、次のような効果があると考えられています。
  • (4)脳振とうの予防効果
    脳震とうは頭に加わった力の大きさよりも、頭に加わった加速力、言い換えればいかに速く頭を揺さぶられるかが原因と言われています。マウスガードを装着するとその揺さぶる衝撃の一部を吸収し、また首の筋肉がしっかり働くことにより頭を揺さぶる力にも対抗できると考えられ、脳震とう予防への効果が期待されます。
  • (5)心理的効果
    マウスガードを装着している「安心感」から、思い切ってプレーできるという効果が期待できます。
  • (6)相手選手への障害予防効果
    ラグビーなどの激しい接触のみられるスポーツでは、時には歯が相手選手にとって凶器となることがあります。マウスガードの使用で歯を包み込み、相手に傷害を与えないよう予防することができます。

以上のように、マウスガードの使用は歯やお口のケガの予防にたいへん効果的であると言えます。しかし、吸収できる衝撃の限界を越えた場合、マウスガードを装着していてもお口のケガは起こり得ます。その場合もケガの程度は、装着していなかった場合よりも小さくなると思われます。

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Q2. スポーツで口の中などをケガをする頻度はどれくらいありますか?
A2.

歯とお口のまわりのケガには、口唇や頬粘膜などの損傷、歯の破折や脱臼、さらに顎骨骨折などがあります。

スポーツ人口や競技数の増加、競技の多様化、また競技レベルの高度化に比例して、スポーツによる外傷は増加傾向を示しています。中でも顎や顔面は常に被覆防護のできない部分があり、外傷の発生頻度は比較的高いと報告されています。

顎顔面外傷の原因は、交通事故による外傷40〜60%についで、スポーツ外傷20%と多く、また、平成8年度の学校安全災害共済給付対象数でも傷害発生件数797件のうち、歯の傷害は323件で全体の40%を占めています。また、学童・生徒の21.8%が過去一年間に歯や顎、お口のまわりに何らかの外傷を受けたという調査もあります。また、これらは特に10〜20歳代で増加傾向にあります。

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Q3. どんなスポーツでマウスガードを使うのですか?
A3.

マウスガードといえば、皆さんが初めに思いつくのがボクシングでしょう。
ボクシングのような格闘技はもちろん、人や器具との衝突による歯をはじめとした口のまわりのケガの予防のために、また最近ではサッカー、バスケットボール、野球など、皆さんが気軽に行うスポーツでもマウスガードが使われています。

◎マウスガードの使用が推奨されるスポーツ

(1)格闘技系
ボクシング、キックボクシング、空手、マーシャルアーツ、テコンドー、相撲、レスリング、他

(2)コンタクト系
アメリカンフットボール、ラグビー、アイスホッケー、インラインホッケー、男子ラクロス、水球、モトクロス、他

(3)非コンタクト系(突発的事故が少なくない)
女子ラクロス、ハンドボール、サッカー、フィールドホッケー、スキー、スケート、野球、ソフトボール、乗馬、自転車、ウエイトリフティング、綱引き、他

また、フィットネスの分野でもウエイトトレーニング時に、顎の関節や歯のかみ合わせの面を保護するためにも、マウスガードを使っていただきたいものです。

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Q4. 歯科医院で作製するマウスガードと市販のものとの違いは何ですか?
A4.

スポーツ用品店などで販売されているマウスガードは、作製過程が簡単で価格が比較的安いのが特徴です。しかし適合性が悪いために違和感が強く、また外傷の予防効果が低いのが問題です。

一方、歯科医院で作製するマウスガードは、適合性が良いので違和感が少なく、外傷の予防効果が高く、スポーツパフォーマンスが向上するのが特徴です。しかし市販のマウスガードに比べると価格がやや高く、作製過程が複雑になります。

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Q5. 歯科医院でマウスガードを作製するのは大変ですか?
A5.

歯科医院で作製するマウスガードは、2回の通院でお渡しすることができます。1日目に歯の型をとり、2日目にお口の中で調節をしてお渡しします。
また、マウスガードは健康保険の適用外となります。歯科医院によって費用は異なりますので、各医院にお問い合わせください。

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Q6. 小学生で、まだすべての歯が永久歯に生え替わっていないのですが、マウスガードは必要なのでしょうか?
A6.

お口のケガが増えるのは、筋肉も発達し、プレーのスピードが飛躍的に伸びる中学生以降と言えます。ですからこの時期以降は、ぜひマウスガードをお勧めします。しかし、小学生の時期にも頻度は低いですが、お口のケガは起こっています。ただこの時期は、次々歯が生え替わりお口も成長しますので、それに合わせて頻繁に、マウスガードを作り換える必要があります。
かかりつけの歯科医とよく相談されて、激しい接触のみられる格闘技系のスポーツ時には出来るだけ使用されることをお勧めします。

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Q7. マウスガードの正しい使用方法は?
A7.

マウスガードを使用する時は、次の点に注意して下さい。

(1)マウスガードが外れやすくなったら歯科医に相談して下さい。
外れやすくなったマウスガードでは外傷の予防効果が期待できないばかりでなく、お口の中に保持するために咬んでおかねばならずかえって運動しづらくなります。

(2)かみ合わせがしっくりこないあるいは顎がだるい場合は歯科医に相談して下さい。
マウスガードを入れた後、かみ合わせがしっくりこない場合や顎がだるい場合は、そのまま使い続けると顎関節が痛くなる場合もありますので、歯科医に相談してかみ合わせを調節してもらって下さい。

(3)マウスガードの保管は清潔に、高温になる場所は避けて下さい。
マウスガードは比較的柔らかい素材でできているため、色や臭いがつきやすく、熱に弱い性質があります。使用後は水洗いし、ケースなどで清潔に保管して下さい。お湯につけたり高温になる場所に長時間放置すると、変形の原因になりますので気をつけて下さい。

(4)マウスガードは練習の時から使用して下さい。
マウスガードは試合の時だけでなく、練習の時から使用して下さい。これはマウスガードに慣れることと、ケガはむしろ練習において発生しやすいためです。

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