実は軟らかい 永久歯!?
生えたての永久歯は、実は軟らかいことをご存知でしょうか?
生えたての永久歯は見た目には変わりませんが、プラーク(歯垢)が作り出す酸に対する抵抗力が弱いため、、むし歯になりやすいのです。少しずつだ液中のリンやカルシウムが沈着して、表面に硬いエナメル質の結晶構造を持った永久歯になるまでには、5年くらいかかるといわれています。言い換えれば、小学生の間に生えてきた永久歯が成熟するのは高校生くらいになってからということになり、この間に永久歯のむし歯が多く発生してしまいます。
したがって、この時期の歯の健康管理はとても重要です。むし歯予防には、毎食後の丁寧な歯磨きはもちろん、歯科医院でのフッ化物塗布なども効果的です。
私たち歯科校医は児童・生徒の歯と口の健康を維持・増進することを目標とし、給食(昼食)後の歯みがきを推奨しています。
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