社団法人 吹田市歯科医師会
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平成18年度 第1回 吹歯学術講演会 聴講報告

簡単、すぐ実践できるコーチング(コミュ二ケーション)
平成18年4月11日(火)

 OFFICE WATARIの渡利潤子先生をお招きして、コーチングの講演会を開催いたしました。

コーチとは
 コーチとは、「相手(患者様、スタッフ 他)が実現したいと思うことを一緒にサポートするパートナー」のことです。

コーチングとは
 コーチングとは、スポーツ選手の能力を最大限に引き出すために、名コーチ達が行っているコミュニケーションが源です。コーチングの特徴は、コーチが答えを提示するのではなく、質問を投げかけ、聞き役に徹することで、相手の実現したいことを引き出し、そのために何をしたらよいか相手の立場になって、一緒に方策を考えていくことにあります。


コーチングの基本的な考え方
1 相手(患者様、スタッフ 他)が必要とする答えは、相手の中にある
2 全ての人に、無限の可能性がある。(スタッフの人材育成、長所を伸ばす)
3 可能性を引き出すためにはパートナー(ナチュラルコーチ)が必要である
 (例)スポーツ界で言えば故仰木監督、王監督、小出監督 芸能界では黒柳徹子さん

コーチングをコミュニケーションに取り入れるメリット
・ 患者様のニーズをより引き出すことができる
・ 良い双方向のコミュニケーションが取れる(相互理解)
・ 患者様との良好な関係性づくり
・ スタッフのやる気を促す(「やらなければならないから」「やろう」へ意識が変わる)
・ スタッフ同士の良い関係づくり(チームワークで仕事を進める)
・ 院長とスタッフとの信頼関係の構築

コーチングのやりかた
 お互いが同じ土俵で、互いのやり取りを通して、コーチは相手の考えを整理し、時には視点を変えて質問をして、相手が望んでいること、現在の悩み、不満、望んでいることを引き出す。 また、相手は自分が話しをするのを自分の耳で聴くことにより、思考が明確になる。(オートクライン)

コーチングの基本技術
聴く   話を否定しないで、最後まで積極的に聴く
観察する   (相手の)表情・目線・声のトーン・服装・姿勢・態度・呼吸など
質問する   (時々)状況に合わせた効果的な質問をする
    ・限定質問 (クローズドクエスチョン)相手が短い言葉で答えられる質問
・拡大質問 (オープンクエスチョン)自由に答えられる質問
・過去質問 例)何でこんなことをしたのだ?
    ↓
・未来質問 例)これからどうしたい?今後、何が必要だと思う?
・否定質問 例)何でこんなことができないのだ?
    ↓
・肯定質問 例)どうしたらできるようになると思う?
今、なにができると思う?
承認する   事実に基づいて、相手の言ったこと・行ったことを認めること
    ・オウム返し
例)
患者様「左下の奥歯が痛みます」
先生「左下の奥歯が痛むのですね では、どういうふうに痛みますか?」
・ほめる(1.客観的事実、2.主観的事実)
例)
1.「あき子ちゃん歯みがきできておりこうだね」
2.「あき子ちゃん歯みがきできておりこうだね 先生もうれしいよ」
後者がより効果的
黙認する   考える時間を与え、答えは相手の中にあるという信頼関係を持って待つ
    例)「しばらくお考えください お待ちしておりますので」

コーチングロールプレイ
 ロールとは「役割」、プレイとは「演ずる」ことを意味し、「役割を演じながら行う訓練」をいいます。今回、参加者がペアを組み、研究課題として「仕事上、私が実現したい目標について」のコーチングロールプレイ実習を体験しました。
 


(学術研修委員会 担当 糠谷 時実 小林 諏佐)

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