社団法人 吹田市歯科医師会
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医療・保健関係者への情報
平成28年度第4回学術講演会

開催日時:平成28年11月28日(月)

接着歯学
〜自信を持って臨床に臨むためのデータ〜

大阪大学大学院歯学研究科クラウンブリッジ補綴学分野 助教 峯 篤史先生をお招きして「接着歯学 〜自信を持って臨床に臨むためのデータ〜」という演題でご講演いただきました。

講演では日常の臨床に使用されるボンディング剤について、リン酸エッチング処理、プライマー及びボンディング剤を使用した3ステップの接着システムから、現在主流となるワンステップ、ワンボトルの接着システムなどのスッテプ数の異なるシステムに関するデータレビューや、峯先生の専門の基礎研究である透過電子顕微鏡を用いた貴重な写真を供覧し、エナメル、象牙境界面の電子顕微鏡像を中心に、ワンステップのマイルドセルフエッチングシステム処理後の界面などの状況をナノスケールで詳しく解説いただきました。

また「接着阻害因子」や「被接着面処理法 (特にジルコニアやCAD/KAM冠などのメタルフリー材料)」などの基礎研究やその手技、データに基づく最新の見解を説明いただき、エッチングシステムやシラン処理の有効性や、レジンの給水による接着力低下なども、再度確認することが出来きました。しかしサンドブラストなど機械的接着や清掃もまた極めて有効であるというお話は、分子レベルでの接着の性状や効果に注目しがちな中、意外でありました。

日常の診療において、とりわけ頻度の高い接着について貴重なデータをもとにわかりやすく説明していただき、最新の情報も得られ、大変興味深い講演会となりました。


(福祉研修部 藤田貴史)
 

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